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ドローンを使った写真測量や、インフラ点検の基礎知識、産業用ドローンの機材などについて解説します!

【バッテリー】機内持ち込みはできる? | Drone View

記事の概要

飛行機に乗って移動する場合の、ドローンのバッテリーについての注意事項をまとめました。

ANA/JAL 国内線の制限

「バッテリー 機内持ち込み」のキーワードで検索をかけると該当ページを探すことができます。(両社同じですが、ANAさんの表現の方が内容を理解しやすいような気がします)

お預け

モバイルバッテリーを荷物に入れたままで預けると、放送で呼び出されます(笑)

小さなスマホ用を含めて「予備電池は預けることができない!」ので注意してください。

  • 予備電池を預けることはできません。
  • 電子機器本体(リチウムイオン電池の場合)「160Wh以下」であれば預けることができます。(バッテリーをドローンに取付けて本体と一体化している場合やプロポがこのケースです。危険性という意味では、ちょっと矛盾を感じるのですが、決まり事です)
  • リチウム電池は「リチウム含量が2g以下」なら預けることができます。

機内持ち込み

容量によって対応が違います。

  • 100Wh以下      個数制限なし
  • 100Wh以上160Wh以下  2個まで
  • 160Whを超えるもの  持ち込み不可

こっそり持ち込もうとしても「X線検査」で必ず判明しますので、手荷物とは分けてトレイにのせた方が良いです。特に地方空港では、しっかりとチェックされますよ!

機種別早見表(機内ち持込み)

Mavic mini

  • 個数制限なしで機内持ち込み可能(8.36Wh/1100mAh)

Mavic 2

  • 個数制限なしで機内持ち込み可能(59.29Wh/3850mAh)

Mavic Enterprise

  • 個数制限なしで機内持ち込み可能(59.29Wh/3850mAh)

Phantom 4 Pro

  • 個数制限なしで機内持ち込み可能(89.2Wh/5870mAh)

Inspire 2

  • 個数制限なしで機内持ち込み可能(TB50 97.58Wh/4280mAh)

M210 RTK

  • TB50は個数制限なしで機内持ち込み可能(97.58Wh/4280mAh)
  • TB55は飛行機での運搬不可(174.6Wh/7660mAh)

注意事項

到着してすぐにドローンを飛行させるのでなければ、充電量100%にしないで保管時と同じ充電量(50-65%程度)で持ち運んだ方がより安心です。

まとめ

今回は飛行機に乗って空撮に行く場合の、ドローンのバッテリーについての注意事項をまとめました。

ワールドカップなどの大きなイベントがある場合、機体の機内持ち込みが制限されることもあるので注意しましょう!

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